20代の頃に大京建機でクレーンオペレーターとして数年働いた後、育児のための休職を経て、職場復帰されたんだそうですね。
子供が大きくなるまでは子育てに注力したい、という想いから、しばらくの間子育てに専念していました。会社からは「職場復帰したければいつでも大丈夫ですよ」と言ってもらっていたので、安心して家庭に専念する事ができましたね。実は、夫とはこの大京建機で出会って職場結婚したんです。研修で教えてもらったのがきっかけだったんですよね。
家庭も支えながらクレーンオペレーターとして働くとなると、色々と大変なことも多そうですが……。
仕事は甘くないので覚悟が必要ですが、子供に協力してもらいながら働いています。多少は力仕事もあるとはいえ、メインの仕事はクレーンの操作なので、体力が勝負の仕事というわけでもありません。それに、大京建機では待機日の勤務時間をフレキシブルに調整することができたり、女性専用の待機室があったりと、仕事と家庭を両立させながら働ける環境づくりに理解があります。
現場でのクレーン仕事のない待機日には、どのような仕事をされているのですか？
クレーンの整備などに加えて、新人オペレーターの指導を行なったり、職場見学にこられた方のアテンドをしたり。さらに大京建機では移動式クレーンの免許取得のサポートを行う「クレーン塾」なども実施しているのですが、その運営にも携わっています。母親目線で親身になって考える事ができるので、世話役のような仕事を任せてもらう事が多いですね。
家庭での経験が、仕事においても役立っているのですね。大京建機で働くにあたって、今後の目標などはありますか？
まず一番は、現場において無事故で安全に働きつづけることですね。それに加えて、クレーンオペレーターという仕事が、女性でももっと働きやすく、結婚や子育てで環境が変わっても続けやすいようになってほしいと考えているので、その手助けができればいいなと思っています。私はこの会社に育ててもらったようなものなので、そのことで恩返ししたいな、と心から思っています。
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